暦と季節で自分の運氣も変わる

霊視やタロットなどで視る運氣、四柱推命や占星術などの生年月日で鑑る運氣など、占術により鑑定する個人の運氣があります。
そういった個人の運氣以外に、季節、またそれに伴う暦、星や月の影響による環境の運氣があります。
影響が大きいものを挙げますと、新月や満月、二十四節気により季節を表す、春分・夏至・秋分・冬至、始まりの立春…
これらは個人の運氣ではなく、全体に共通する自然の氣の運であり、力のようなものになりますが、実はそういった季節による影響は、個人の運氣を上回ることがある。
暦は神の旋律
暦は時間という定めであり、季節は定めの中で巡る自然の姿です。
そのすべてが神であり、時間そのものが神懸かりです。
流れ…
繋ぎ 結び
また 揺らぎ
時間は誰にでも等しく、抗うことができない、変えようのない天命です。
運氣は、その時の天運と自分の運氣との結び方、また自分と季節の相性により、その時の良し悪しが決まる。
物事を大きく動かしたい時、状況を変えたい時、新しく何かを始める時、自分の運氣の良い時に自分を生じる季節、天の氣(天の力)が揃うと、それは良き縁起となる。
それが適切なタイミングで一致することは、運が良いということが言えますが、そういう必然はそうなる前の段階から意識的に自身の氣の運を上げ、適切な季節に、吉日を合わせて引き寄せることも可能であったりします。
暦の運は、知らず知らずのうちに、個人に与えている影響が強く、季節は自分との相性が大きく影響しているのです。
例えば、梅雨の時期に調子が悪くなる人、季節の変わり目春に調子が悪くなる人、夏に調子が良くなる人、冬に調子が良くなる人…
それぞれの生まれ持った気質、生まれた時に受けた季節の影響、月や星の影響など、それによって星月や二十四節気を注視し、自身を整えます。
そして、良き天運が巡ってくる時に、適切な行動をしていくことで、事を大きく動かしていくことが出来るのです。
今年5月の満月にあたる皆既月食の頃は、個人に影響する力も強く、ご相談に来られる方の多くが、変化を伴う選択をする状況であったり、大きなチャンスに恵まれる方や、良い方向に大転換された方、逆に溜まっていた感情が込み上げ、大きなトラブルになることや、長い間継続していた物事が終わることなど、振れ幅が大きくなりやすい時期でした。
この月の皆既月食は、今年で一番地球に月が近くなった距離で起こっていたことも影響は大きかったのかもしれません。
こういう時期に自身の節目が重なると、大きな転機を迎えることになります。
ただ、5月あたりは梅雨などによる気圧の関係や、季節による気温の変化など、氣のバランスを取ることが難しい時期でもあり、季節の相性を考慮することや、その中で自身の調子を整えながら氣を高めていくことが何より大切です。
天の氣が大きく動く時、自分の氣が高まっていること、氣の運がよいことなどが重なると、物事を大きく良い方向に転換出来る日となります。
【ポイント】
⚫︎外的な流れに合わせて自分の氣運を上げて準備をしていくこと。
⚫︎時の運の良い時に自分の状態が整っていない時は勝負には出ず、次の時を待つこと。もしくはその物事を手放すこと。
⚫︎暦と季節の影響を知り、自分との相性や自分のバランスをとること。