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新月【月齢】

2022年5月1日

精算と始まりの部分日蝕

新月期間  4月30日〜5月2日

二十四節気 穀雨 牡牛座の新月

日本では観測できませんが、部分日食の月です。

さらに、ここから向かう満月は、皆既月食の月となり、そこから月末にもう一度新月が巡ってきます。

部分日食も皆既月食も、どちらも日本では見ることはできませんが、太陽と地球と月が重なることから生じるエネルギーにより、地球に与える影響は大きなものとなるでしょう。

また、月に二度訪れる新月も、浄化、リセットの力が大きく働く月となるのかもしれません。

 

そんな5月1日に起きる部分日食の新月のテーマです。

欲求や感情のコントロールをすること

今月最初の新月は、自分らしく、自分のしたいことを大切に、自分の欲求に対して忠実に行動することで楽しく豊かに過ごせるエネルギーに恵まれていますが、それがあまりに強すぎてしまうと、欲による失敗で積み上げてきたものを無くす可能性も同時にあります。

自分らしく過ごせる時でもありますが、自分軸が強すぎてしまうと、それによる摩擦から失うものも出てきてしまうのかもしれません。

自分を大切にゆったり過ごすことはよいですが、欲求や感情のコントロールをしながら、環境に調和してみて下さい。

今月は、きっと良い月になります。

 

また先月、思わぬ動きや新しい出会い、急な方向転換が起こった方は、今月はその余韻により今ある状況を大切にして、楽しく過ごす時です。

更に、今月からまた大きな変化や、新たな流れがやってくるのかもしれません。

そういった波に軽やかに乗れるよう、今月は楽しく過ごす状況の中で、しっかり力を蓄えて下さい。

加速していくエネルギーの中で、自分を大切にしながら、チャンスを掴んでいく時です。

 

また5月は、新月の影響が大きく出やすい為、大きな転換期、また大きな精算が起きやすい時と言えます。

それは全員に起きる訳ではありませんが、少なくとも今までやってきたことが満期になっているタイミングの方は、それが起こりやすいです。

そういった節目を迎える前兆として、大きな精算という浄化作用により、長くやってきたことを手放さなければいけない状況になるのかもしれません。

ですが、それらのことに悲観的になるのではなく、新しく起こることに意識を向け、希望を持って前に進んでみて下さい。

終わりがあれば、もっと今の自分に適した始まりがあります。

6月は年のエネルギーが高まりやすい時です。

今月起こることは、来月に続いています。

浄化作用の中でも、楽しく、豊かに過ごせる時間を大切に、神聖な気持ちで新月を祈ってみて下さい。

 

皆様にとって、良き新月となりますように…

神谷 奈月