新月【月齢】
2021年11月5日
過去への執着を手放す新月
新月期間 11月4日〜11月6日
今月の新月は、太陽の位置は二十四節気の霜降
もう少しで立冬の位置、西洋占星術でいう蠍座のサインで起こる新月です。
インド占星術では、天秤座の新月。
先月からの流れと、今渦巻く氣を読むと、今月の新月は強い意志を持つ事、自分の行く道を進む覚悟が自分の運命を開く転換点となるでしょう。
強い想いが力となり、自分の軸となりやすい時です。
また、思うように広がらない、自分が見つけられない時には、その憤りも強くなり、過去に対する傷が疼いたり、想いが再燃したり、執着心が強くなりやすいエネルギーでもあります。
今月の新月のテーマは、執着を手放し、未来への意思を強く持つこと。
良くも悪くも感情が強くなりやすい時です。
心が揺らぎやすく、気分にも波があるかもしれません。
心や魂が過去に戻ったり、未来に行ったり、足場が不安定になりやすいと言えます。
自分の感情をコントロールすることや、生活のバランスをとることで、なるべく心穏やかにして、力を抜いてみること。
思うように動かない現状も、今は焦らず、先の結果を見据えて、力を蓄える時でもあります。
終わった過去や執着を手放して、新しい目標や未来のイメージを持ち続けることが大切です。
今ある強い気持ちは、少し先の未来に繋がっています。
揺らぐ心や現状、体調に気をつけて、自分自身のバランスが整うような生活習慣を心掛けることから、良きエネルギーへの転換ポイントとなるよう意識してみて下さい。
⚫︎新月への祈りは、過去の経験や縁のすべてに感謝をして、未来の姿を想い描くこと。
皆様にとって良き新月となりますことをお祈りします。
神谷 奈月