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4月節入り晴明【二十四節気】

2022年4月5日

4月の節入りとなり、季節は晴明を迎えました。

月の干支は甲辰

木の陽と土の陽の組み合わせ

勢いある山のエネルギーに、緑豊かで大きな木のイメージです。

年の干支との相性は、壬が甲を生じる関係にありますが、かかるエネルギーが強すぎると、物事が流れやすい、地に足がつきにくい月運となりますので、自分が抱えらる容量を越えないように、バランスをとることが大切な時。

ですが、物事の調和がとれていれば、大きな結果に繋がりやすい月とも言えます。

太陽は春分から晴明の氣に変わり、新緑と生命力の溢れる季節に移り変わっていく時です。

それは、命の精が喜ぶ時

自然が煌めき、潤い、満ちていく時

物事が発展し、盛りを迎えていくエネルギーを生じる季節です。

その満ち溢れたエネルギーの恵みを受け、生き生きと元気に過ごすことで、氣運を上げられる時だと言えます。

 

4月のポイント

外の空気を吸い、優しい風に触れて、太陽の光を浴びましょう。

自然の生命力が強くなっていく季節は、その氣に沢山触れることで、人の生命力も快活になっていくものです。

地域によって時期に違いがありますが、今年はちょうど4月に入り桜が満開となっています。

桜は、喜びという感情に作用するエネルギーを持っています。

桜に宿っている精は、淡くて澄んだエネルギーの春の陽に満ちた揺らぎです。

その淡い光の欠片は、近くにいる人に一定期間ついています。

それは、優しい春の訪れです。

安らぎという優しいエネルギーです。

桜の精は、人がよると、喜び、踊り、歓喜というエネルギーでそこを満たします。

それは、人の感情や意識にも作用するものです。

喜ぶという感情が欠けていたり、元気が出ない時は、外に出かけて、桜の精に触れてみましょう。

風や、香りを感じて…

場の空気に同調してみて下さい。

それは貴方を包む優しい風となります。

温かい春の陽射しと、薄紅色の淡いエネルギーや、緑豊かな自然に沢山触れて、生命の力と、春の訪れを祝ってみて下さい。

それは、今ここに自分が生きていること

命という魂が在ることを

祝い、尊ぶことです。

春の氣を感じて…

光を浴びてみて下さい。


 

⚫︎風が舞う季節

この時期は、春風という舞う風が吹いています。

これは、緩やかで非常に優しく温かい氣なのですが、舞い上がる風は、身体の中の氣を上に上げる作用が働きます。

それは、元々緊張感が強くある場合や、のぼせやすい氣の流れがある方にとっては、それが強く出やすいのかもしれません。

氣を鎮める

頭を冷やす

氣を下に下ろす

これを意識することで、身体全体に氣が巡るように、自分を整えることが大切です。

 

気持ちを落ち着かせること

この季節は、先走る気持ちから焦り、戸惑いも出やすいのかもしれません。

それに伴い、興奮する心体を鎮め、優しく穏やかなエネルギーに触れながら過ごすことを意識するとよいです。

この時期に良い色は、やはり桜色の薄いピンク。また、原色に白を混ぜたような、ペール系の淡い色が吉を生じます。

 

皆様が、優しい穏やかな春を

淡い安らぎを感じながら過ごせる春を

過ごせますように…

 

良き風の舞う

4月になりますことを祈っています。

神谷 奈月