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6月節入り芒種【二十四節気】

2022年6月6日

本能や感情に委ねる

6月6日、節入りにより季節は芒種となります。

月干支は、丙午

雨滴る梅雨の季節に、火の強い干支の組み合わせです。

丙は火の太陽、午も同じく陽の火であり、盛る炎の如く、強いエネルギーが立ち上がる月となりそうです。

また、今月は夏至に向かう陽氣がそのエネルギーを助長します。

活気溢れる、活動力を唆る6月の節入り。

 

6月のポイント

感情や本能に任せた方が意外に上手くいく

今月は、感情的になりやすい月になるかもしれません。

また、物事が大きく動く可能性があります。

そんな変動を迎える6月の節入りは、夏至に向かって今ある出来事が大きく発展していく大きな転換期です。

梅雨の入りにより、心や身体が重く感じることもあるかもしれませんが、身体に流れる過剰な水のエネルギーは、月の干支である太陽を意識することで、明るい陽のエネルギーを身体に取り入れることができます。

晴れた日には森林浴をしたり、太陽の光を住まいに入れてみましょう。

 

更に、6月は年のエネルギーが解放され、自分の力を発揮しやすい時です。

夏至、年の氣の解放、月干支

これらの要素により、活動力を高める氣が満ちています。

6月は、ずっとやろうと考えていたことに思い切ってチャレンジする事や、目の前にある出来事を受け入れ、流れに任せてみることも必要な時かもしれません。

思い切りが必要な時です。

選択肢が迫っている時は、本能に委ねてみること、理性ではなく、感情に任せてみることが、意外に吉を生じます。

迷っていること、踏み出せないでいたこと、自分の想いに素直になってみて下さい。

今月は大きなエネルギーが動きます。

行動したことへのバックアップが起こりやすい時です。

心を解放して…

ただ、今を楽しんでみること。

 

自分を受け入れてみること。

 

活動して変化を起こすことから、良い月となる可能性は高くなるでしょう。


 

⚫︎梅雨の紫陽花

芒種の頃は、梅雨の足音と共に紫陽花が咲く時。

夏至の氣に導かれて、温かいエネルギーに守られて、育つ命を感じる時です。

雨色の視界に灯をみる時

 

実りある季節に

 想い弾ける  紫陽花の

水滴る

   竜宮の 灯

 

皆様にとって

美しい梅雨の景色に温かい光が宿りますように。

実りある夏至が迎えられますように。

 

愉しい月となりますことをお祈り致します。

神谷 奈月