【立春】甲辰の年
九運期の幕開け
2月4日 立春
新年を迎え、新しい息吹に胸を躍らせながら、立春より改めて干支が変わり、ようやく新しい年が始まります。
甲辰
⚫︎甲は木の陽、大きな木のイメージです。地にしっかりと根を張り、天に向かって伸びていくイメージです。
⚫︎辰は土の陽、その木が育つ山のようなイメージとなります。
この組み合わせは、大きな成果を産むこともありますが、大きな変動により、時に思わぬ損失となることもあります。
地の振動 破壊と再生
今年は大きな変化と共に、生まれ変わっていくようなきっかけになる年となりそうです。
また、2024年からの20年間は、三元九運における最後の周期、九運期に入ります。
三元九運というのは、一運から九運までの各期間を20年づつとし、一運から三運までの60年を上元、四運から六運までを中元、七運から九運までを下元とした、全部で180年をひとつのサイクルと考えた風水による氣の理論です。
昨年までは八運期でしたが、今年立春からはいよいよ180年サイクルによる最後の期間、九運期に入ります。
この最後の周期の20年間は、次の新しいサイクルへ移り変わる為の準備期間でもあり、大きな変化が起こる傾向があります。
地球の環境、社会経済、個人を取り巻く環境の変化、時代の流れにおける魂の成長など、世界が大きく変わりそうな気配を感じている方も多いのではないでしょうか。
九運期は変動【火と女性の時代】
九運期は180年周期における最後の期間にあたることから、大きな変化を伴う時だと言われています。
激動の20年、火の氣が強くなる時代です。
火はエネルギー
人が前向きな気持ちになれたり、活動的になりやすい氣が流れていますが、注意点としては怒りやストレスも抱えやすい傾向があります。
普段から興奮しやすい方や、活動的な方は、時と場合によっては自身を鎮め、水の氣を取り入れていくことが大切です。
九運は火から水へ氣が流れる
自分の中にエネルギーを溜め込まないこと、循環させることを意識して、時に自分を落ち着かせることも大切です。
火の氣は、人を活発にさせますが、感情的になりすぎてしまうと、争いも起きやすくなります。
勢いも大切ですが、流すという水の氣を取り入れ、自分の中に怒りを溜め込まないようにしましょう。
持てるエネルギーを溜め込まず、解放し、循環させることを心がけて下さい。
行きたい場所、やってみたいこと、目標や夢に向かって、どんどん前向きに挑戦することが吉を生じます。
想い拘らず、溢れるものは水に流して…
新たな可能性や方向転換に意識を傾けてみましょう。
また、九運期は女性がシンボルとなる時代です。
女性がより活躍できる社会となるかもしれません。
環境を変えていきたい方は、勇気を出して
自分に自信が持てない方は、自分を好きになって
自由になりたい方は、手放しと自立へ…
本来の自分を受け入れ、自分らしく、自分のやり方で、活躍してみて下さい。
今までにない、大きなエネルギーが動こうとしています。
激動の九運期、始まりの龍の年
立ち昇る エネルギーと共に
高く 高く…
舞い上がる年となりますように
煌めく光に
包まれるような…年になりますように
✴︎九運期に作用を及ぼすもの
9が吉数
その名の通り、9という数字のエネルギーが高まります。
日常生活で意識して使ってみるのもよいかもしれません。
火と赤色
火の氣が強くなります。陽の氣が高まり、活発なエネルギーが満ちていきます。
自分に自身を持てない方は、赤色のものや、オレンジ色、太陽の光を意識してみて下さい。
女性
女性が影響を受けやすい時代となります。
これは女性が成功しやすい流れともいえますが、感情的になり、自分を見失わないように気をつけましょう。
注意すべき点は、何事もやりすぎないこと
今年は始まりから地震と、九運期直前にして、すでに火の災害も多く発生しております。
充分なエネルギーを保持している方は、過剰になりすぎないことです。
この時代は、争いやトラブルも起きやすくなりますので、不必要なエネルギーまで溜め込まないように、気をつけて下さい。
6月後半から8月半ばまでは、特に氣が高まります。
自身の気持ちというエネルギーを上手くコントロールして、バランスをとることが大切です。
自分を制することで、時代の流れがみえてきます。
2024年は、龍の氣流にのって…
これからの激動の時代を楽しむつもりで、駆け抜けて行きましょう。
神谷 奈月