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満月【月齢】

2022年11月8日

皆既月食と天王星食の満月

満月期間   11月7日〜11月9日

蠍座新月からの満ちる月、牡牛座の満月です。

今回の満月は、部分日食新月からの皆既月食となる満月。

前回の部分日食は、日本では観測できませんでしたが、今回の皆既月食は全国で観測することができます。

惑星食となる天王星と皆既月食、今回の満月は地球の影に隠れて赤銅色に染まる月に、442年ぶりに起こる天王星の蝕が同時に起こり、大きなエネルギーが動くでしょう。

 

そんな奇跡的な満月のテーマです。

現実的な物事の精算と新しいサイクルに乗る。

皆既月食では、月への太陽の光が遮られ、月が一時的に暗くなります。

そして、また月が満ちていくという現象による影響は、大きな物事が一度リセットされ、これからまたやり直せるという意を思わせます。

天王星の蝕が重なることにより、そのリセットの力は大きく、現実的な出来事にも反映してくるのかもしれません。

陰陽交わり、大きな力が働く時です。

 

また、今回の満月は、物質の安定による物事にスポットが当たります。

現実の出来事が課題となり、その形が大きく変化していくきっかけとなるでしょう。

物質とは、資産、家、仕事、目に見える恋愛などの人間関係、家族など、そういった物事における因果関係が一度崩れ、在り方を見直すきっかけとなることから、新たな形を再生していく為のきっかけになるようなエネルギーに満ちた月となります。

 

皆既日食を目にするというエネルギーは、そういった流れの中にいる方に、大いなるサポートが齎されるということ。

欠けていき、そしてまた満ちていくいう姿を、ひとつの流れとして目にし、感じることに意味があります。

月と交わる天王星の影響もまた、大きな変化を齎してくれるでしょう。

 

442年ぶりとなる惑星食、次は今を生きる私たちが人として生きている間に起こることはありませんが、紡ぐ魂と何億光年の彼方に…

いつか光となり還っていく魂は、またその波動を感じ、同化し、転生する魂となって、記憶の螺旋に刻み込まれ、またどこかの星に還ることになるのかもしれません。

 

美しく妖艶な影と光の中に、宇宙の波動と魂を感じ、大きな流れに乗ってみて下さい。

 

新たな希望を見つける時です。

 

この流れは、次の新月まで続きます。

皆様にとって、大いなる発展へのきっかけとなる月となりますように…

神谷 奈月