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満月【月齢】

2022年5月16日

満月期間    5月15日〜5月17日

季節は立夏、蠍座のサインで輝く満月。

吉星である木星が、牡羊座に入った後の皆既月食の満月です。

日本では観測できませんが、満月の力が強まります。

 

今月の満月は、非常に強力な引力があり、様々な場面で引き寄せが起こりやすいです。

例えば、強い結びつきのある縁、腐れ縁、過去世からのカルマがある縁、旧友との再会など、新しい縁よりも古い縁との引き寄せが強いのかもしれません。

それは、カルマの精算であったり、過去に遡る必要がある問題があったり、過去にある忘れ物を良い形にして、未来に持っていくことが必要なこともあるでしょう。

そんな皆既月食の満月のテーマです。

過去の精算と執着を手放すことで、良縁が広がり、新しい縁に繋がる。

今月は、ひとつの縁だけに拘らないことです。

活動的なエネルギーが満ちています。

入ってきた縁や出来事には意味があり、起こるべくしてそれが起こっているのかもしれません。

起きる出来事を受け入れ、そこに生じる物事から気づきを得ましょう。

繋がる縁には、すべて向き合ってみることで、見えてくるものもあります。

拘る、依存するという執着心を手放し、広い視野で自由に動き回ってみることです。

そうすれば、その活動力は情熱的な力に変わり、今後新しい縁を引き寄せられるのかもしれません。

 

また、今月古い縁と繋がる方は、そこに気づかなければいけない何かがあります。

それは、恐らく自分の中の問題です。

自分の中にある悪習慣を断つことや、想い方を見直すことで、悪縁を良縁に変えるチャンスの時でもあります。

また、そういった自分の性質を見直すことで、今後同じサイクルにならないようにする節目となるのかもしれません。

向き合うのは、相手を通してみる自分自身です。

よく見て、よく話して…

自分のことを知って下さい。

大きな変化が起きようとしています。

手放した後は強い気持ちで

未来を見て  

前に進むこと

 

過去の精算は未来の為です。

自分の中の時間を進める為に、過去に向き合っています。

古い縁と出会っても、その縁や過去に囚われないで、新しい関係が構築できるように向き合うことで、因縁は解消されるものです。

 

皆様にとって、多くの良縁が訪れる満月となりますことをお祈り致します。

神谷 奈月