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新月【月齢】

2022年2月1日

節分を迎える為の旧正月の新月

新月期間    1月31日〜2月2日

今月の新月は、新しい年の始まりの月。

新月を月の始めとする旧暦での、新年に当たる新月です。

太陽暦である現在の暦は、すでに新年を迎えていますが、月の満ち欠けで計算していた旧暦においても、今月の新月で新年となります。

そして、季節を知る二十四節気においても、もうすぐ立春という新しい始まりを迎えようとしているのです。

今月の2月は、季節が変わり、様々なものが目覚め、動き始める息吹を感じる月の始まりとなるでしょう。

そんな新暦における月の始まりに重なった、旧暦の元旦となる新月。

水瓶座、大寒の太陽エネルギーを受けた月。

 

そんな今月の新月のテーマです。

冷静さを大切に、闇を祓い、信念を持って前に進む。

この時期は、様々なものが目覚め始め、賑やかな気配を感じるかもしれません。

多くの生き物が、春の訪れを待っています。

生きとし生けるものが、生命の光を求めて、動き始める時です。

そういう時の新月では、魂がざわざわとした感じをより感じる方も多いかもしれません。

寒波による影響や月の引力、自分の心や身体も変化を迎えようとしているのかもしれません。

まずは、自分の行く道を決めることです。

信念を持って、前に進む準備をする時です。

また、この時期に動き始めるのは、良いものばかりとは限りません。

生あるもの、想いあるすべてのものが活発になります。

執着、怒り、苦しみ、悲しみ、憤り…

この世には、色々な想いがある。

エネルギーがあるもの、命ある、すべての願いが活動的に動く時なのです。

頑張った結果や決断を引っ張るものが強くなる時でもあります。

そういう縁が、再燃してくるのかもしれません。

特に今年は、そういったエネルギーを強く感じる年です。

それ故に、良き方向に向いた時には、望む結果も大きく出やすい年だと言えます。

闇カルマに負けないで…

どんな混沌とした状況になっても、自分の信念を大切に、冷静に、闇を薙ぎ払いながら、前に進むことが今月の新月のテーマです。

自分の光の道を見失わないで下さい。


 

✴︎新月期間を過ぎた翌日は節分となります。

本当の意味での厄を祓い、昨年の憤りや、良くない流れから生じた感情を流し、リセットをする為の新月です。

新月後の節分では、是非に豆まきを!

自分の中のいらないものをすべて、外に捨てましょう。

浄化風呂、身体に良い血が巡る食事、氣が巡るような楽しいイメージを持って、立春を迎えることが大切です。

 

✴︎節分の翌日は、立春。

自分の中で育ててきた、新しいエネルギーが動き始めます。

そのエネルギーが、良き縁や、良き流れに繋がるよう、より良いイメージを持って、節分を越えて下さい。

今回の新月は、そういう為の月です。

節分に恵方巻や方位取りなど、縁起を良くすることを意識するのは、良き春を迎える為の行事だと言えます。

厄を祓い、吉を得る

まずは新月において、まっさらな自分になり、春を迎える準備をすること。

 

皆様が良き新月を過ごせますように…

神谷 奈月