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2月節入り立春【二十四節気】

2023年2月4日

癸卯の年

冷え込み寒い2月ですが、節分を越えて季節は春を迎えました。

立春

節分を節目として、立春より新しい始まり、改めて年の干支が変わる日です。

新年を迎えると、卯の年に変わるという空気になりますが、立春より暦は卯に変わり干は癸となります。

 

癸卯の年

✴︎癸は陰の水

雨や霧のような水を表しています。また癸は、十干のうち最後の干になり、ひとつの流れの最終を意味する。

今年は十年サイクルとみた時の最後の年、浄化とリセット、新しい流れを迎える前の年となります。

 

✴︎卯は陰の木

小さな芽が勢いよく成長していく様子を表しています。やりたいと思ったことや興味があることをするなど、好奇心と行動力の象徴です。

 

そんな干支の組み合わせは、ひとつのサイクルの終わりに縁切りや精算、新しいことを始める為の準備、期待や希望に胸膨らませ、前向きな行動が翌年に続いていく予感の年。

そういう行動が吉を生じます。

興味があること、前から気になっていたことなど、勇気を出して行動に移すことで、運が流れていくのかもしれません。

想いと行動が一致し、結果に繋がりやすい年の氣です。

今年は想うこと、やりたいことを積極的にやっていきましょう!

 

✴︎年の吉方位

今年は卯の年なので、東の方角にエネルギーが集まっています。

年の旺盛な氣を沢山受け、氣運を高めるとよいでしょう。

自分の住まいからみて、東の方角に旅行へ行くなど、東に出掛けていくことに吉が生じます。

なるべく距離が離れている場所へ行く程、吉運が上がります。

年の方位取りは、東に向かってなるべく遠くに旅行へ行く、その辺りの神社に参拝する、自然の氣を取り込むなどが良いです。

自然の氣を取り込むことは、その土地の水に触れる、空気を吸う、土に触れること。

その地の水を飲むことや、採れた野菜を食べること、そこで眠ること、呼吸をすること、温泉に入ることなど、そこに触れて楽しんで、豊かになって帰ってきて下さい。

卯の年なので、うさぎに縁のある場所へ出掛けることも良いかもしれません。

出雲大社方面などは、今年は縁起が良いと思います。

 

 

恵の雨による浄化に、希望が見えてくる年。

世の中の流れも、いよいよ活発になってくるのかもしれません。

禊により大変なこともありますが、光も見えてくる年です。

どんどん前向きに行動し、外へ出ることで、良い方向へ向くきっかけになることや、楽しいことに目を向けること、新しい縁を繋ぐことにサポートが入りやすい年です。

 

癸卯の年

皆様にとって、楽しく実り多き年になりますように。恵みの水の雨上がりに、沢山の光が降り注ぎますように。

神谷 奈月