秋分【二十四節気】
心身共に魂を癒し調整する
9月は20日にお彼岸の入りを迎え、23日に季節は秋分となります。
そして、お彼岸の明け26日が新月。
今年は、秋分までのエネルギーが非常に強く、破壊と再生、脱皮を繰り返し、自分にとって必要なものは、この秋分の作用によって良いバランスで調整され、調和と共に残るものとなるかもしれません。
また逆に、自分にとって手放さなければいけないもの、カルマの精算となるものは、これを期に離れていくものに変わる可能性があります。
秋のお彼岸となる秋分の調整作用は、様々な事のバランスをとる期間です。
心 身体 魂
仕事 恋愛 人間関係
家族 ご先祖様
想い、気遣い、整えて、自分や他者を大切にして過ごす時です。
疲れた身体と心を滋養することや、人を労り、尊ぶ心を忘れずに…
彼岸へと想いを繋げる時
もれ出ずる西陽の光に、温かさを感じる時
西方の氣が最も強くなるこの季節に、夕暮れ時の涼しい静けさの中で、心や魂を癒やしてみましょう。
狂い咲く曼珠沙華の、穏やかでいて情熱的な季節に、すべての流れを委ねてみましょう。
秋分のテーマは、自分や他者を労わり癒し、身体や心を調整することから、収穫を受け取ることです。
皆様にとって、調整期となる秋分が良き形で迎えられますことをお祈り致します。
⚫︎秋分にすると良いこと
お墓参りと秋の蜻蛉
秋分はお彼岸であり、昼と夜の長さが同じくらいになることから、陰陽が調和するという意味合いがあります。
それはあの世とこの世、彼岸と此岸が交じり合い、近くなるということでもあります。
この時期のお墓参りは、ご先祖様への想いが通じやすく、供養が通りやすい日でもあるのです。
この季節の蜻蛉は、そんな想いを運んで、貴方の元に訪れるのかもしれません。
彼岸と此岸
秋の味覚と一緒に、すべての生命を慈しんで、命を大切に、夕暮れ時を過ごしてみて下さい。
夏の残り香と、秋の音が織りなす夕陽に癒されてみましょう。
この季節は、秋を感じることから、良き風に乗れます。
お墓参り、秋の味覚、夕陽、彼岸花、神様トンボ
秋らしいこと、秋を感じることに、沢山触れてみましょう。
宇宙 生命が調和する時です。
自然の音をよく聞いて、良き流れに乗れるよう、心身を軽くするように癒してみましょう。
皆様に、良き秋の風が吹きますことを祈っています。
神谷 奈月