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病んでいる時悩んでいる時に占いはしてはいけない

長年占いをしていると、色々な人の悩みや心の状態を視ます。

ですが、実際に占いが出来るご相談は数少ないと言ってもよいです。

何を目的に占いをするか、占いによってご相談者がどうなるのかという話になってくると、それは占師によって全然違ってきます。

例えば、当てることが目的となれば、結果が良くても悪くてもはっきりと念を持って伝えれば、その意図は相手の意識に強く残る。

結果が良い場合はそれでよいかもしれませんが、ご相談に来られるタイミングの多くは、悩み落ちている状態であることの方が圧倒的に多いです。

そういう厄がかかっている時に占いをしても、結果がよく出ることはほとんどありません。

離別する、病気になる、破綻するなど…

良くない結果に念を持って伝えることで起きることは、悩んでいるご相談者に更なる不安と苦を与え、上手くいかない未来の意識を構築することになります。

結果的に占いは当たるでしょう。

もし、自分にとって良い未来を引き寄せたいと願うのならば、落ちている時に占いには行かない方がよいです。

もしくは、吉凶を問うのではなく、良い方向に導いてくれる占師やカウンセラーに相談に行くことをお勧めします。

落ちている人ほど、問題の先がどうなるかという結果を聞こうとします。

人は、現状が上手くいかない状態や悩み落ちている時は、冷静な判断ができず、今しなければいけない行動や選択をしないで、都合のよい答えだけが聞きたいという心理があります。

状況を良くする行動ができずに、ただ今を安心したい、無条件に救われたいという気持ちから、事の本質を見失っているのかもしれません。

結果的に身近な人や占いなどで、辛いことを言われてしまうことから、更に状態が悪くなってしまう傾向があります。

こういう時は、人から言われた言葉が大きく、とても辛いです。

私は霊視をして、こういった状態の場合には占いはせず、過去や本質を視ていくことの流れから、望む未来に向き合っていけるようにカウンセリングをします。

ですが通常占いでは、出たことを伝えるサービスの為、悩んでいる時に軽く受けた占いから、言われたことを苦に病んでみえるご相談が非常に多いです。

結婚できないと言われた、仕事がダメになると言われたなど…それは本当ですか?と占い回りをしてしまいます。

 

それでいいのですか?

成りたい自分へ向かおうとは思いませんか?

それらは、自分の選択や自分の氣運で変えられる運命です。

自分を助けてあげられるのは、自分しかいないことに気づいて下さい。

誰かの言葉や意思に支配されないで…

自分を諦めないで下さい。


落ちていく状態を下降期、落ちて着地した状態を0期、そこから進もうとする時を再生期とします。

下降期と0期に占いはしないこと。再生期になったら占いを活用してみましょう。

 

下降期

下降期にいる時は、どんどん物事が上手くいかなくなり、人間関係に歪みが出ています。他者に対する怒りや憤りが強くなる時期です。

人の話が聞けなかったり、人間不信になっていたり、自分自身とも向き合えなかったりします。

誤った選択をしたり、なかなか決断できなかったりと、思考が上手く働かない時です。

占いや相談した人のアドバイスが受け入れられないかもしれません。

下降期は発散、解放することを心がけましょう。

この時期は受け入れるというより、溜まったものを吐き出すことが大切です。

息抜き、ストレス発散、あまり考えずに怒りとなる感情を何か別の方法で発散すること。

身体を動かすことや、好きなものを食べに行ったり、愚痴を言うのもよいでしょう。

何をやっても上手く回らない時は、誤った決断をする前にリフレッシュをして、感情をリセットすることが大切です。

 

0期

落ちるところまで落ちてしまい、弱っている状態です。頑張る氣力がなく、前向きな気持ちが持てなかったり、自分のことが分からなくなります。ただ辛い状態です。

この時期は絶対に答えを問うような占いをしてはいけません。

本来の自分を見失っている時です。言われたことを流したり、自分を保つことができません。

正常な判断や決断をすることができず、洗脳されやすい思考になっています。

何かに過剰に依存してしまったり、自分で考えることが出来なくなっている状態です。

人の冗談や些細な言葉が聞き流せないことや、悪く受け止めてしまうことから、コミュニケーションが難しくなるのかもしれません。

また、今までずっと頑張ってきているので、もっと前を向いてという言葉や、頑張れと言われると鬱状態になってしまいます。

質問したい内容も上手く説明できない状態で占いに行き、更に状態が悪くなったというご相談がとても多いです。

0期は自分を癒す、少しでもリラックスできることをしましょう。

この時期は完全に自分を癒せるまで、頑張らなくてもよいです。

サービスとしては、カウンセリングやヒーリング、セラピーやリラクゼーションを受けるとよいかもしれません。

これからどうなるか、どうしていくかではなく、自分を大切にする時です。

立ち直れば、氣を高めることで未来は変わっていきます。

今は心や身体の傷を癒し、自分を守る時間に使って下さい。

完全に自分を癒すことができたら、再生期に入ります。

焦らないで…

本当の自分になる期間です。

辛い過去と想いを手放して、0にする時です。

 

再生期

意欲が湧き始め、また新しく頑張りたいと自分を取り戻していく時期です。選択肢が思い浮かび、これからのことを考えていこうとします。

この時期になると、氣を高めながら、占いを上手く活用できる時です。

風水や自分に適した時期をみるのもよいでしょう。

自分の氣を高めていくことに、天が動くタイミング、良き節目に重なると、良い方向に転ずるきっかけとなるかもしれません。

この時期になると、ある程度氣力が溜まってきている状態です。希望や目標が見え始めます。

再生期は勇気を持って、一歩前へ踏み出す時です。

背中を押してくれる言葉やきっかけ、何より自分の決心が大切になります。

決断と一歩を踏み出す勇気と選択が、今後の道を切り開いていくきっかけとなるでしょう。

選択して行動すること

ようやく羽ばたける時です。

もう迷わないで…

      前に進む時です。

自分の魂に従って下さい。


占いは、選択することができる状態、自分で判断ができるような氣の力がある時に、上手く利用するものです。

戦略です。

戦えない時は使わないで…

自分を癒すこと、氣の力を増やすことをしてみて下さい。

運命を選択するのは自分です。

占いに支配されないで

皆様が楽しく、都合よく、占いが利用できると良いなと思っています。

主体は占いではなく、自分です。

自分の為に、自分が良くなるように…

占いを利用してみて下さい。

神谷 奈月

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神谷 奈月

修験道祈祷師の家系に生まれ、長年霊視による悩み相談・祈祷・占い・氣功を生業として参りました。自身の経験も含め、皆様に有益な情報がお届けできれば幸いです。

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