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天運

人の命運を視る時、いくつかの要素がありますが、それらの総合的な結果により、現状やその先の道があります。

いくつかの要素とは、天命、運命、天運、氣運などです。

⚫︎天命とは、変えられないもの、主に魂そのものを指します。

霊視などで視る魂の部分、人として持って生まれてきた要素、変えられない性分、才能、障害、環境による宿命、役割、親やご先祖様、守護や徳、才能、カルマ、障害など、身体的なこともそれに当たります。

⚫︎運命とは、選択や努力、自分次第で変わるもの。

占いで鑑ているのは、運命の部分です。その時の選択で変わる運命、努力や縁、導きなどで切り開ける要素です。何もしなければ天命のようになっていきますが、自分次第で変えられる選択肢や生き様のようなものです。

⚫︎天運とは、天律、暦や時間などの定め、神懸かりです。

天運も変えられない要素なので天命に近いですが、自分に課せられる天命に対して、天運は全体の流れ、地球、宇宙、因果律、季節や時間、暦による周期やタイミングなどを指します。これに合ってこないと、切り開いていけないものがあります。

⚫︎氣運とは、人としての意識や生きる力のようなエネルギー。

これは人間としての生きる力、生命エネルギーであり、日々の生活や行いによって培っていける氣の運です。心や身体の状態、それによる精の力であり、活力を指します。氣の運が高いと運命を切り開いていく選択や力が発揮できるでしょう。


天命⇨https://sprit.work/fortune/soul-destiny/

運命⇨https://sprit.work/fortune/destiny/

今回は天運について⇩

 

【天運】

天運は、主に変えられない流れとか、定めとなるような物事を言います。

よく運がないとか、ついてないとか、流れがよくないというのはその人の運命ではなく、天運のことはそう言われる部分になるかもしれません。

自分ではなく、自分では変えられない定め

季節や天気、自然、星や月の影響、地震などの天災、流行り病、時の流れ、暦、宇宙、因果律など…

これは自分では変えられない、どうすることもできない流れ、全体性のようなものです。

天の定め、天律とも言います。

これは、変えることができないものなので、どうにかするとか、動かそうとするものではなく、流れを読んで委ねることで穏やかな道が歩める。

天律になるものに逆らうと、状態がどんどん悪くなっていき、最悪の場合、何もかも失ってしまうことになるかもしれません。

天の向きが悪い時は、時期を変える、選択肢を変える、もしくはその物事を手放すことで、大難を小難に、小難は無難に変えられる。

天運は自分のせいではありません。

例えば、旅行に出かけようとしたら大雨が降ってきたとか、大事な日に事故や障害となることが起こったりすることは、自分の運氣が悪いこととはまた別の話です。

総体的な運氣は、いくら自分の運がよくても、必ずしも他人の運氣、天の運氣が一致するとは限らない。

ただ、物事が大きく良い方向に転換する時は、様々な要素が良い形で重なった時に道が開かれます。

ですが、それらが重なり合うというのは確率的には少ないことです。

だから例え、日常生活の中でよくないことがあったとしても、自分に何かよくないものがあるんだとか、自分の運が悪いんだという風に、自分自身を責める必要はありません。

それは雨が降ってくるという天気に対して、何でだろうとか、雨が降らないようにするにはどうすればよいのだろうと考え込み、どうしようもできない事柄に、自分の大事な氣の運というエネルギーを使ってしまうようなことになります。

 

天は人に対して、いつも味方となるような側面ばかりではありません。

美しい景色や穏やかな風

温かい光や柔らかい香り

煌めく季節と恩恵…

癒される顔もあれば、

噴火や地震

龍の如く巻き上がる竜巻

荒ぶる雨風や洪水…

そういう厳かな顔もある。

 

過ごしやすい季節もあれば、

暑い夏  厳しい寒さの冬

巡る時間は、常に変化を繰り返している。

私たちは、地球で暮らしています。

 

様々な変化、流れの中で…

多くの人が関わり合い、引き合い、それぞれが持つ運命の渦、氣の力、想いの糸などが絡み合いながら、織り結び…物事は繋がり、創り上げられていきます。

社会も会社も、個人で成り立っているわけではありません。

様々な要素がひとつの渦となり、全体性となっていく。

その過程が運命であるということは言えますが、全体的な流れは天運に近いものがあります。

物事がひとつの形となる背景には、その時代に呼ばれ、社会に必要とされ、求める人がいて初めて渦ができる。

それが多くの人を巻き込めば、より大きな渦となるでしょう。

 

時間軸、タイミング、引き寄せ、流れ

そういう天の動きを視ること、読む為に、古より占いというものがありました。

それは、個人の運氣というよりは、社会、星の運氣を占うといった方がよいかもしれません。

四柱推命、占星術、紫微斗数など

太陽や月、星の動きから、その年の季節の兆候、自然の流れの吉凶を占う。

自然の在り方をみて、自然の流れを前提とした動きをしていくことで、物事はスムーズに流れていく…

 

また、今向き合っている物事が良い方向に進んでいるかどうかを知る術は、占いだけではありません。

自分を取り巻く流れをよくみること。

自然の中、自然に起きている流れの中に、必ず答えがあります。

物事が上手くいっている人は、必ずその流れに乗っています。

そのタイミングを待っている人もいます。

大きな成功を納めている人は、その自然の流れを読むのが上手いと言えます。

また、その中で自分の感情や欲のコントロールができている人です。

物事がいつも上手くいかない人、作り上げたものを壊してしまう人は、流れというものに気づいていないだけです。

また、自分が抑制できないという性分があるのかもしれません。

肝心な時に、持っていてはいけないものを捨てられず、それを手に持ったまま、流れに逆らっているのかもしれません。

天運は、与えられるものではなく、気づき乗るものです。

その時に吹く風だとイメージすると、分かりやすいかと思います。

大切なことは、その風に気づき、風の向きを読むこと、風に乗れる軽さがあること、そしてタイミングです。

こうなったら行こう、また様子をみてからにしようというものでらありません。

光が射すのはその時、その瞬間です。

時が変われば風向きも変わり、状況や流れも変わってしまうかもしれません。

天運は時の運でもあります。

逆にその時に勝負に出れない状況であれば、やめた方がよいかもしれません。

それが満ちるものであれば、すべての流れがスムーズに進んでいるはずです。

そうではない場合は、今は天の運が向いていない時だと言えます。

そういう時に強引に物事を進めることは、凶事を招きかねません。

また、その渦が大きければ大きいほど、凶意は強くなりますので、先に書いた天律に逆らうという形にならないよう、注意が必要です。

 

大きな自然の流れ

よく見て、感じて…

その状況や流れを読んでみて下さい。

 

皆様に、良き天の導きがありますように

神谷 奈月

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神谷 奈月

修験道祈祷師の家系に生まれ、長年霊視による悩み相談・祈祷・占い・氣功を生業として参りました。自身の経験も含め、皆様に有益な情報がお届けできれば幸いです。

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