守護神は氏神様と産土神様
どこの神社へ参拝すれば良い方向に進めるのか、心願が叶うのか、護って頂けるのか、自分に合っている神仏は何になるのか…?
多いご相談になります。
縁結びだから出雲大社、事業であれば熱田神宮、厄祓いはお不動様など、そういう結びもありますが、自分の住まいに縁の深い神様、自分の魂が身体に宿った土地の神様は、まず一番に大切です。
それは、普段生活をしている土地としっかり結んで、そこに生氣を頂くこと。
地に足を着くこと。
その土地の祖霊神や自然の精霊、家の土地神、近隣の神社に宿る神、地域のあらゆる神霊と絆を結ぶことが強き守護に繋がります。
遠方で縁のある神様とご縁を頂くこともよいのですが、地域の神様と縁が薄いことは、家にいると落ち着かない、調子が悪いなど、日常生活において心地良く過ごせないのかもしれません。
そういう想いが強くなると、ますます住まいの土地と波長が合わなくなってしまうのです。
好きな神社、惹かれる神社、行きたい神社の神様に会いにいくのもよいでしょう。
ですがその前に、住んでいる土地のご縁を大切に、その場所の自然を感じて、氏神様に感謝を伝えてみましょう。
また、生まれた土地から離れて暮らしてみえる方は、今お住まいの土地の氏神様と、ご実家の氏神様の両参りをすると、更に良き流れとなります。
生まれた環境にいる神霊は、貴方を覚えています。
魂を覚えているのです。
この結びは一生変わりません。
天命のようなものだと言えます。
ずっと物事が上手くいかない、良い流れに転換していかない方の多くは、そのルーツが途切れていたり、その根源に恨みやトラウマがあったりすることが多いです。
ですから、人生の分岐点となる時、自分に立ち返るという行為は、こういった自分のルーツを辿り、根源に向き合うことでカルマを解消します。
甦りの時
氏神様、産土神様と本当の意味で向き合えた時、それは結び深い良き参拝となるでしょう。
産土の神様と向き合うことは、自分の親や兄妹、ご先祖様と向き合うことであり、氏神様と向き合うことは、自分の家や家族を大切に想う心です。
それは、自分が生まれてきたこと、自分自身を認め受け入れることです。
自分を大切にし、自分の命を祝うことです。
それができて初めて、他者や環境を想い、変えることができます。
自分の命という魂の音
人の命の音…
周波数は違えど、この世は様々な音が折り重なり合って成り立っています。
自分の音 人の音
調和して、和音となるように
願いを込めて…
氏神様 産土神様に参拝してみましょう。
皆様の願いが届きますように