1. HOME
  2. コラム
  3. 開運
  4. 開運は窓を開けること

開運は窓を開けること

家の状態が良くない時に心配されることは、家相や風水の問題、霊的な問題、土地の問題、個人の運氣によるものなど、様々な要因があります。

まず、家の中の氣の流れが良くない状態になってしまう要因は、元々土地や霊的に良くないものがあり、氣が枯れてしまっているのか、または流れを妨げてしまう何かがあること。

今回はその後者についてを解いていきたいと思います。

 

流れを妨げてしまう何かとは、元々ある土地や霊的な問題ではなく、後天的に憑いた霊的な問題、もしくは家に住んでいる人の状態が良くない為、流れている氣が重くなっていること、または掃除がされていないことや、汚してはいけない場所が穢れていたり、物を置いてはいけない場所に荷物が積み上がるなどから、家を巡る氣が滞っていることです。

ですが、どんな場所も常に清浄な状態を保つことは難しいと言えます。

生活をする場は、常に様々な氣が出入りし、天候や外の環境にも左右されたりします。

ですが、それらをすべてを遮断する方法では、良い氣も家に入ってこなくなり、万が一良くない物が入り込んでしまった時に、それを外に出すことも難しくなってしまうのです。

大切なことは、氣が循環していること

それは、季節が巡ることと同じで、良い事もあれば悪いこともある。

ただ、悪いことが続かないようにすること、災難が無難になるような家の環境作りが必要です。

その為には常に氣が循環し、古い氣が外に流れ、新しい風が家の中に舞い込んでくるような状態であること。

そういった状態が保たれていれば、誰かが連れてきた霊的なものも、一時的な滞りにすぎません。

悪いことが続くということを防ぐこともできるでしょう。

 

その室内の氣を巡らせ、新しい氣を家に入れることができる一番簡単な方法

それは、窓を開けることです。

 

風水や家相でも、掃除をすることの重要性や、窓を開けて換気をすることの必要性が発信されていることが多くありますが、掃除に換気は自身でできる最大の開運法だと言えます。

家に必要以上に物が溢れ、不浄な状態が長く続くことは、氣の道を塞いでしまうことから、当然場のエネルギーは重く停滞してしまうのです。

掃除をすることは、そういった障害物をどけて、新しい風を入れる為の準備であり、窓を開けることで氣は循環し、室内にある氣は外へ、新たな氣は内へと巡ります。

そうやって室内にあるエネルギーが常に変化し、動いている状態にすることで、日常的に溜まる負が軽減でき、また新しく入ったエネルギーを生かし、快活なエネルギーに変えていくことで、開運をしていくことが出来るのです。

 

さて、良いエネルギーが舞い込んできた時、お部屋を気に入った状態にした時、この状態を維持したい為にエネルギーを溜めておきたい、変わりたくないという想いから、窓を開けることはどうなのかという問題があります。

それでも窓を開けて、氣の出入りがあった方が状態はよいです。

エネルギーは常に変化し、形を変えていきます。

その時に良いものであったとしても、時間が経過すればする程、それは段々と重く鈍くなっていくものです。

また、自分の状態も日々変化しています。

ですから、日々成長した自分に合ったエネルギーをその都度受けることが大切なのです。

エネルギーは止まった時点から重くなっていきます。

受けたエネルギーは、活力として受け取り、行動する力に変え、生かし、育て、自分が豊かになれるように大切に使ってみて下さい。

それはきっと貴方の力になるでしょう。

 

また、霊的なエネルギーは、風や陽に当たらない限り、なかなか自然浄化はできません。

換気扇などで室内に外気が入ってきたとしても、霊的なものはその場に留まってしまいます。

霊氣はかなり重い湿気ったエネルギーになりますので、太陽の光や風など、自然の力を直接的に借りなければ、自発的に動くことが難しいのです。

自然の明るいエネルギーが家の中に満ちるよう、窓は定期的に開けてみましょう。

また、窓を開ける時は、自分が心地良いと感じる日、晴れた日などに開けるとよいです。

 

皆様の家に良い氣が巡り

幸多き風が舞い込みますように

神谷 奈月

記事一覧

神谷 奈月

修験道祈祷師の家系に生まれ、長年霊視による悩み相談・祈祷・占い・氣功を生業として参りました。自身の経験も含め、皆様に有益な情報がお届けできれば幸いです。

関連記事