水神と龍神
水の神様は、近年ではとても親しまれていて、皆様から絶大な人気を得ていると言えます。
それは、龍神信仰から始まり、龍は水神様の眷属であるという言われから、龍と水は結びつきがあり、水の流れは龍の畝りのようにその姿を魅せ、水は龍と同一であると思わせるのかもしれません。
穏やかな水の流れ
激しく強い水の流れ
優しい癒される水の音…
海の水、川の水、湖の水、様々な水場に龍の御霊は宿ります。
水は移ろい、流れ、変化していく。
それは、人の心を表すものでもあり、常に移り変わっていくものです。
近年、皆様から親しまれ、愛される所以は、その流れが金運に結びつくという発想から、多くの人の心を惹きつけます。
お金の流れは、人から人へ…
それは流れるエネルギーの如く、想いを乗せて運んでいきます。
お金の流れは、人の想いである欲というエネルギーの流れ。
使いたい物に、使いたい人に想いを乗せて、お金はそのエネルギーを引き寄せる人の元に流れ、また流されていきます。
その大きな流れは、水のように龍の動きを連想させるのかもしれません。
それは人の心、感情にも例えられるでしょう。
想いは人から人へ伝わり、同じような波動や想いを持つ人と、必然的に繋がっていきます。
それもまた大きな流れであり、水の流れです。
また、移り変わる空、舞い降りる風の中にも流れはあり、時折龍を視ます。
流れる雲や雷と雨、天にも水の動きはあり、大いなる存在の元に、すべての流れは帰属している。
天翔る龍の元に、地の水の流れはあり、その自然という大いなるものの中で、人の心は泳いでいます。
空を見ることは、その御姿を感じ、自然を感じること、宇宙の一部となること。
そうすることで、その大いなる流れの源を感じることができるのかもしれません。
また、その流れの法則に気がつくのかもしれません。
龍を見る。
龍を拝む。
その流れを知り、感じ、自分が受け取りたいエネルギーの中に身を置くことで、その恩恵を受けることができます。
また、受けたエネルギーは流すことも大切です。
受け取り、流すことで、その流れに身を委ねることとなります。
受け流すことは、自分の放ったエネルギーが返ってくることでもありますので、受けたものをしっかりと感じ、流すエネルギーを大切にするように意識してみて下さい。
自分のエネルギーをどんな想いで放つのか
その想いが強く、広がるものであれば、それは力となり、縁となり、遠くへ繋がるものとなるでしょう。
水は流れ、その流れの中には龍という想いが宿り、生きています。
それを信仰することは、想いを信じること、想いを強くすること。
自分の心を信仰することです。
自分を信じること
それが、龍神信仰…