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良縁と悪縁

色々な縁がありますが、ご相談でも多いのは縁が深いことがどうかということ。

縁が深い

この言葉は、非常に強く、インパクトがあります。

縁が深いと言われると、それはとても良い感じがするのかもしれません。

ソウルメイト、ツインレイ、ソウルグループ、過去世からの繋がりがある縁、波長が合う縁など、それは一見とても良い感じがするものです。

ですが、縁が深いから良い縁だということではなく、縁が深い悪縁も多いです。

逆に、縁が深いからこそ、悪縁となってしまうこともあります。

では一体、どんなものが良縁で、どんなものが悪縁なのかについて書いてみます。

 

良縁

良縁は、出会うことで魂が目覚め、潜在能力が開花し、自分の力が社会で発揮されることで、現実的に良くなっていきます。

良縁の相手は、現実的に良い方向に導いてくれます。

社会で活躍することは、仕事や趣味のことだけではありません。

家事や子育てなども、社会的な営みです。

自分らしさを発揮出来る場所で活躍することが、社会的発展と言えます。

また、それは自分の役割りを果たすことでもあるのです。

良縁とは、その為のサポートをしてくれたり、前向きで活動的になれるようなエネルギーをもたらしてくれる人です。

関わることで、元気になったり、自分の中の幸福感や自己肯定感が増していくでしょう。

良縁の恋人ですと、満足感が感じられ、人相も良くなっていきます。

それは、美容にとっても、健康にとってもよいものです。

その周りも明るくなっていきます。

良い表情をしている人は、良縁の恋人がいるのか、まわりに良縁の繋がりが多いのかもしれません。

 

悪縁

悪縁は、自分ではなく相手に過剰な意識がいき、自分のエネルギーを取られてしまうことで、自分を見失ってしまう縁です。社会的に発展しなくなり、幸福感がなくなっていきます。

普通の縁であれば、現実的によくないものであれば、自然と距離ができたり、自分の気持ち的にも離れていくものです。

ですが、縁が深いとなかなか離れることができず、ずるずると良くない関係が続くのかもしれません。

ですが、自分の想うような関係や結果にならないことで、相手に対する依存心や執着心が強くなっていきます。

想いだけが膨れ上がっていき、満足感が得られないことや、寂しい辛い気持ち、憤りなどから、負のエネルギーが蓄積してしまうのです。

そういった時間が長いと、逆にどんどん縁は深くなっていき、自分の魂を剋してしまいます。

良いエネルギーが生じないことで、自分に自信がなくなり、前に進めないことや、幸せな人を妬むようになり、孤立してしまうのかもしれません。

人相も暗くなっていき、氣運も落ちていきます。

様々なことが現実的に上手くいかなくなってしまう原因となる縁です。

 

縁を見分ける

良縁は、幸せであり、楽しく、物事が上手くいくようになります。悪縁は、段々と辛くなり、幸福感が持てなくなります。

見分けることは、結構簡単なことです。

難しいのは、自分の欲求や感情をコントロールできないこと。

悪縁とは、縁が深いから悪縁となります。

縁が深くなければ、すぐに気持ちも手放せるので、悪縁になる前に、関係性に蹴りをつけられるでしょう。

悪縁になると、意識と心が分離することで、良くないと分かっているのに、離れられない縁になります。

離れられない程、想うエネルギーを相手に取られて、自分だけが上手くいかなくなってしまうのです。

 

良縁から悪縁に転じることもある

出会いからある目的までは、現実的に良い縁だったのかもしれません。

ですが、その出会いの意味は、ある特定の出来事の為に出会ったということもあります。

その後、向くベクトルが変わってしまった為、行き先は別々の人生を歩んでいくことになることも多くあります。

そういったことが受け入れられないと、相手に感謝することが出来ず、一方的に辛い想いをすることから、怒りや恨みが生まれることもあるでしょう。

出だしに縁が深くなってしまった為に、なかなか感情を手放すことが難しいと言えます。

縁が深くなったことにより、すれ違うタイミングで悪縁に変わってしまうこともあるのです。

 

悪縁に変わった時は、執着心が過剰に増える

執着心の強い関係は、カルマの深い関係です。

勿論、カルマを補い合うことが良縁のパートナーとしても大切なことにはなりますが、悪縁の場合は、補い合うがありません。

相手からのサポートや、エネルギーの返りがなくなっている状態です。

そのエネルギーは別のところに使われているのかもしれません。

想うことはエネルギーです。

相手を想い、相手に想われていることで、関係性は成り立ちます。

自分の想いだけが過剰になり、相手からのリターンがないと、満足感や幸福感は得られず、執着心が増していきます。

一日中、過剰に特定のことを想うことは、膨大なエネルギーを消費していることを覚えておいて下さい。

消費するだけの状態でいると、日に日にやつれていきます。

人も離れていきます。

物事も上手くいかなくなります。

そういう状況になった時は、悪縁のことを考えてみて下さい。

 

悪縁は、想うほど縁が深くなり、引き寄せが起こる。

引き寄せは、良縁にだけ起こるわけではありません。

悪縁にも縁が深くなれば、引き寄せ、シンクロニシティは起こります。

偶然会ったり、距離が近くなるなど、意識していれば物事はそうなっていきます。

それが余計に執着心を強くします。

良縁との違いは、縁が深くなるのに、自分が望む幸せな結果にならないということです。

どんどん辛くなっていきます。

傷つくことが多くなります。

良縁と悪縁の見分け方は、魂が喜んでいるかどうか、今元気かどうか、本当に幸せかどうか。

少なくとも、良縁は人に相談をするような関係では、ないはずです。

自然と、良い方向に導かれていきます。

障害があったとしても、信頼して流れに委ねられる心になっているでしょう。

 

この縁はどうなのかなと、想うところがある方、一度縁を見直してみることが必要な時もあります。

自分と向き合うことが大切な時もあるかと思います。

そんな時に、自分のカルマとしっかり向き合うと、良い方向に転ずる大きなきっかけとなります。

また、悪縁を断ち切ると、その後良縁に恵まれる可能性が大きくなります。

 

皆様が、良き縁の相手と結びがありますように…

神谷 奈月

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神谷 奈月

修験道祈祷師の家系に生まれ、長年霊視による悩み相談・祈祷・占い・氣功を生業として参りました。自身の経験も含め、皆様に有益な情報がお届けできれば幸いです。

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