気づき
2024年になり、立春を迎えました。
改めて干支が変わり、時は九運期
これから様々な場面で、大きな変化があるのかもしれません。
私事ですが、嵐の前の静けさの中で、九運期を待たずして、一番最初に長くお世話になった師が今世を去りました。
それは静かに…
お知らせがなかったことにも意味があるのかもしれません。
今まで色々なことがありましたが、最後は風のように、謀ったようなタイミングで、私の耳にお知らせが入りました。
実際に関わることができなくなった時に、人伝に流れてきたのです。
御霊がくることもなく、静かに…
その意味も悟りました。
修験道に入った頃の思い出が蘇る
それは遠い記憶の断片に、懐かしい感覚と共に、時間という流れを知り、ただ喪失感だけが残った。
死者からのお知らせが来ないことも、カルマの解消に繋がるのかもしれませんが、当たり前に生があるわけではなく、最後に伝えたいことも私の中には眠っていた。
時は薬でもあり、時に残酷で、また明るい道となる。
過去を未来に繋げることは、当たり前のようで、難しい時もある。
自分の中の時間が、どこかで止まってしまう時もあるのかもしれません。
今に満足できていないこともあるでしょう。
今を受け入れ、今を生きることで未来は見え、前に進むことで、過去は未来に繋がっていく。
自然の声に気づき、流れを受け入れて…
今を豊かに
今を感じること
今を大切に…
それだけは、改めて強く感じました。
今回、掲載させて頂くお写真は、お客様が撮影されたものです。
これはある日、お客様に届いた天からのメッセージでした。
九運期の前に、立ち昇る龍の氣雲
まさに新しい時代からの導きが、すでにきていたのかもしれません。
ただ、日常生活の中で、何となく目にした空の雲
何か、感じるところもあったのではないかと思います。
このお知らせの後に、色々と不思議なことが続き、神使が表れたそうです。
それは妖艶で美しい蝶
魅せられるかのように、引き寄せられたものもあったのでしょう。
何か意味があるのだと、写真を拝見させて頂きましたが、非常に強い守護を感じました。
その方は、以前から脇道にある仏様のお世話をなさっていたり、お役目に気づかれている方で、このようながお知らせがあったのかもしれません。
時代に護られているような、大いなる存在を近くに感じることもできたのではないでしょうか。
それから数ヶ月が経ち、いよいよ九運期
今年は甲と龍の年
強き守護と、神意に導かれながら
良き年を迎えることができたのではないかと思います。
ただそこにあるものに
ふと気づくだけで
世界は変わります
そんなことを改めて気づかされた
温かいお話でした。
神谷 奈月